Yuko Ueno
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Yuko Ueno Profile

上野 優子
上野 優子

東京都世田谷区出身。5歳より桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」入室。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学に入学。大学2年次にイモラ国際ピアノアカデミー(イタリア)へ留学。2003年ピアノ科ディプロマを取得、2008年卒業後コース修了。2005年よりパリに拠点を移し、エコールノルマル音楽院においても研鑽を積む。2008年ピアノ科コンサーティスト課程のディプロムをマルタ・アルゲリッチ、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、シプリアン・カツァリス各氏に認められ取得。2009年室内楽科コンサーティスト課程のディプロムをブルーノ・パスキエ氏ら審査員満場一致で取得。
1996年全日本学生音楽コンクール東京大会第3位。1999年浜松国際ピアノアカデミーコンクール第4位。2002年TCU/クライバーン・ピアノインスティテュート(アメリカ)に奨学金を得て参加、演奏会に出演。コレッリ音楽コンクール(イタリア)全部門総合第1位。パドゥーラ(イタリア)にてV.ドーニ指揮、モルドヴァ共和国国立管弦楽団とベートーヴェン協奏曲第3番を共演。2003年フォルティーニ国際ピアノコンクール第3位(1位なし)。2004年プッチェルダ国際音楽祭コンクール(スペイン)第2位(1位なし)。2005年ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ、ポーランド)に出場。その演奏はインターネットを通じて全世界に発信された。また「ショパン」誌特別号で「惜しくもセミファイナル進出を逃した俊英たち」に取り上げられる。2007年ファッラ国際音楽コンクール(イタリア)第1位、ナポリターノ国際ピアノコンクール(イタリア)第3位。2008年フンメル国際ピアノコンクール(スロヴァキア)名誉賞。ブラチスラヴァ(スロヴァキア)にてR.ストゥール指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団とショパン協奏曲第1番を共演。ノルマンディー国際音楽フォーラム(フランス)ソシエテ・ジェネラル賞。同年12月にデビューCDをレグルスより発売、「レコード芸術」誌2月号で準推薦盤に選出される。
ミラノ市オーディトリウム「ショパン全曲演奏会」、ストレーザマッジョーレ湖音楽祭、イタリアモーツァルト協会マチネー、スペイン・レオン市オーディトリウム、パリ・コルトーホール、アルメニア教会「マレでの楽興の時」シリーズ、日本ショパン協会などに出演。また、福祉施設やアウトリーチ、室内楽などの活動の傍ら後進の指導も行っている。
これまでにピアノを鬼村弘子、鍵岡眞知子、深沢亮子、有賀和子、フランコ・スカラ、レオニード・マルガリウス、ボリス・ペトルシャンスキー、故ジェルメーヌ・ムニエ、マリアン・リビツキー、ジャン・マルク=ルイサダ各氏に、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィ氏に、室内楽をジュヌヴィエーヴ・マルティニー氏に師事。日本演奏連盟、日本・ロシア音楽家協会会員。